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消臭スプレーとは？

消臭スプレーは空間や布など、洗いたくても洗えないもののにおいを抑えるためのアイテムです。においの原因菌にアプローチしますが、原因菌の活動を抑制するものや除菌するもの、良いにおいで包み込むものなど、多種多様です。そのため、使用場所や目的、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

消臭スプレーとにおいの種類

においにはいくつかの種類があります。消臭スプレーを選ぶ際は、においの種類に合わせることで効果が得やすくなります。

・汗の臭い

汗の臭いは子どもから大人まで、誰もが感じたことのあるにおいの一つです。特に暑い夏場は、少し外出しただけで衣類が汗臭くなりやすいです。汗は臭いと思われがちですが、実は体から出たばかりの汗は無臭です。臭くなってしまうのは、汗や皮脂汚れに雑菌が繁殖し、におい物質となるためです。汗のにおいを抑えるためには、衣類用の消臭スプレーがおすすめです。除菌や抗菌作用の高いものを選べば、におい菌が抑制されて予防にもつながります。

・タバコのにおい

タバコのにおいは繊維の奥まで入り込みやすく、自身が吸っていなくてもにおいが移されるケースも少なくありません。衣類についたタバコのにおいを落とすには、水で洗い流すのが一番です。難しい場合は、水分が多い消臭スプレー、もしくはスチームアイロンなどを利用しましょう。

・雑菌の臭い

洗濯したばかりなのに「何となく臭い…」と感じたら、繊維の奥に広がった雑菌のにおいが原因かもしれません。染み込んだにおいを落とすためには、抗菌作用つきの消臭スプレーを選ぶとよいでしょう。

トイレに使えるかどうか

消臭スプレーなら何でもよいというものではありません。トイレの悪臭は、アンモニア臭、カビ臭、便の臭いなどが主な原因です。トイレ特有のにおいに対応しているかどうかを確認しましょう。

香りの有無

消臭スプレーには香りつきや無臭・無香料などがあります。どちらを選ぶかは好みにもよりますが、芳香剤のにおいが苦手な方、芳香剤のにおいでトイレを連想してしまう方、トイレに芳香剤を置いている方は、無臭や無香料のものを選ぶとよいでしょう。
また、香りつきを選ぶ場合は、香りの種類や強さなどを確認してから購入しましょう。ただし、外出先で利用する携帯用スプレーは、香りが強すぎるものや個性的なものは避けることをおすすめします。

スプレーする回数

コスパを考えるなら、スプレーする回数もチェックしましょう。一般的にパッケージや本体の使い方部分に記載されています。

スプレーのヘッドタイプ

スプレーのヘッドタイプによって、エアゾールタイプとミストタイプに分けられます。スプレー缶に入っているエアゾールタイプは、成分がトイレにさっと広がります。ただし、利用時に吸い込みやすく、ガス入りのため廃棄時に注意が必要です。ミストタイプはボタンを押したり、ノズルを引いた分だけ出てくるものです。小型の製品もあり、携帯して使うことができます。また、廃棄にも手間がかかりません。